比較レポート SEIKO vs NIKON
基準レンズ |
対抗レンズ | |
比較項目 |
SEIKO/パルファス1.67 |
NIKON/FW-12・1.67 累進帯長12mm |
遠く |
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| 使える視野の広さ | かなり広い。遠く用に近い感覚で使える。範囲は上記の緑系のところ。周辺部はボケルが、歪む感じはほとんどない。広く自然に見えると言ってよい。特筆すべきは、ピンク色の部分。斜め下がこれほど見えるとは思わなかった。 |
基準に比べてサイドは明らかに狭い。歪む感じも基準よりは多くなる。特に中心から遠くなるとそれが顕著となる。掛け替えた違和感もはっきり感じた。明らかに設計思想が違うレンズである。 |
| クリア感 | 度数はキチンと反映されている。濃い緑の部分はクリアに見える。 |
上記の水色の部分は基準よりよく見える。遠方・夜間になるとよりクリア感に差が出る。まさにカチッと見える感じ。 |
| 見づらい点 | 緑系以外のところは当然ボケルが、歪む感じがほとんどない。正面視した状態で下方がボケ始めるのは4m先くらいからだが、やんわりなので気づきにくい。階段も初日から不安なく降りられた。 |
正面視した状態で下方がボケ始める位置はほぼ同じなのだが、基準と比べて足元に向かってボケていく率・量ともに多い。よって、階段の降り口の見えづらさも基準より多く感じる。「遠近は床が浮く」と言われるが、その感覚が少しある。 |
快適星 |
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近く |
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使える視野の広さ |
上記のように、幅と距離の3Dで使える範囲を示している。日常生活での不便さはほとんど感じない。 | 基準に比べて見える奥行きがある。掛け替えてみると、基準でボケている点があったことがわかった。 |
| 細かいモノの見え方 | 手元で細かいモノを見てみた。見えないことはないが、ピントを合わせるのに苦労する。裸眼のほうが明らかに見えた。 | 基準に比べて明らかにピントを合わせるのが楽。針に糸はこっちだ。 |
| 見づらい点 | 70cmくらいから30cmくらいまではいいのだが、そこから手前はピントを合わせるのに苦労する。 | 基準に比べ、手元でのピントは取りやすいが、70cmくらいのところで見える範囲が急に狭まる。 |
快適星 |
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| ドライブ | 遠く用に比べ、両サイドのボケは否めないが、慣れてしまうと平気で運転できる。運転時に掛けかえるかどうかは場合による。ちなみに私は、夜に遠距離を走る時は遠く用に掛けかえている。 | 基準に比べ、両サイドのボケが若干多い。そのかわり、正面のある範囲はやたら見やすい。視野を取るか、クリアさを取るか難しいところか? |
| パソコン | 19インチくらいまでなら、問題なく使える。 | 基準と比べるとモニターが見える範囲が狭い。困ったのは、長時間使用で基準で感じなかった疲れを感じたこと。 |
| ゴルフ | 私のようなヘタクソゴルファーにとっては、影響がほとんどない。確かにアドレスでボールは少しボケる。しっかり見るためにはヘッドダウンするから、このまま打てばメチャクチャになる。しかし、それがわかっていれば、修正できる。どちらにしても、レンズのせいにできるのは10%くらい。ほとんどはウデの問題である。 | 基準に比べ極端な差はないが、バックスイングの頂点でボールの歪む感はこちらのほうが多い。 |
| お勧め | ある程度近視度数(-3.00〜-5.50)があり、若い頃からメガネを掛けている方。 |
遠くも近くもカチッと見えることを優先する方。遠近両用のサイドは使えないものと納得できる方。 |
互換性
両レンズは明らかに違う。これは誰でもわかるレベルにある。互換性はないと言ってよいと思う。ちなみに私の場合は、掛け替えてから慣れるまで数日かかった。特に見えていると感じられる範囲が違うので、SEIKO→NIKONの変更は勧めない。
総評
両レンズは設計思想が明らかに違う。NIKONは遠くも近くもキチンと見えることを優先している。ある範囲ではものすごく良い。SEIKOは見える範囲と自然さを優先している。全体に見やすいが、ココが見たいと言う時はNIKONに負ける。
それぞれの特徴を理解してから購入して欲しい。
ちなみに、初心者向きはSEIKOである。NIKONは眼鏡技術者が好む「きちっと度が出る」感じがハッキリ出たレンズである。




