比較レポート SEIKO vs HOYA
基準レンズ |
対抗レンズ | |
比較項目 |
SEIKO/パルファス1.67 |
HOYA/LUX-FD167VT-H 累進帯長11mm |
遠く |
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| 使える視野の広さ | かなり広い。遠く用に近い感覚で使える。範囲は上記の緑系のところ。周辺部はボケルが、歪む感じはほとんどない。広く自然に見えると言ってよい。特筆すべきは、ピンク色の部分。斜め下がこれほど見えるとは思わなかった。 |
サイドの広さ、歪む感じは基準とさほど変わらず自然に見える。周辺部のボケもあるが、特に基準に比べてヒドイわけではない。歪み感が少ないので、掛け替えた違和感もほとんどない。問題はピンクのところ。明らかに見え方が違う。ここを遠くを見る部分と言ってよいものか? |
| クリア感 | 度数はキチンと反映されている。濃い緑の部分はクリアに見える。 |
一番良く見える位置は、ピンク部の上にある。真正面を見た時は、度数が落ちた感じがある。 |
| 見づらい点 | 緑系以外のところは当然ボケルが、歪む感じがほとんどない。正面視した状態で下方がボケ始めるのは4m先くらいからだが、やんわりなので気づきにくい。階段も初日から不安なく降りられた。 |
正面視した状態で既にボケているので、よりよく遠くを見たい時は顎を引き、上目使いとなる。基準と比べて足元に向かってボケていく率・量ともに多い。よって、階段の降り口の見えづらさも基準より多く感じる。ただし、歪む感じはない。 |
快適星 |
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近く |
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使える視野の広さ |
上記のように、幅と距離の3Dで使える範囲を示している。日常生活での不便さはほとんど感じない。 | 基準に比べて圧倒的に見える奥行き、幅がある。掛け替えてみると、やたらワイドに見える感覚。 |
| 細かいモノの見え方 | 手元で細かいモノを見てみた。見えないことはないが、ピントを合わせるのに苦労する。裸眼のほうが明らかに見えた。 | 基準に比べてピントが合う幅が広い。薬ビンの効能書きも楽に読めた。この差は明らかである。 |
| 見づらい点 | 70cmくらいから30cmくらいまではいいのだが、そこから手前はピントを合わせるのに苦労する。 | 基準に比べ、手元でのピントは取りやすいが、70cmくらいのところで見える範囲が急に狭まる。 |
快適星 |
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| ドライブ | 遠く用に比べ、両サイドのボケは否めないが、慣れてしまうと平気で運転できる。運転時に掛けかえるかどうかは場合による。ちなみに私は、夜に遠距離を走る時は遠く用に掛けかえている。 | 晴れの日はほとんど気にならないのだが、夜になると、やはり、正面での視力ダウンが気になる。 |
| パソコン | 19インチくらいまでなら、問題なく使える。 | 基準と比べるとモニターから70cm離れるとボケ始める。その他は問題なし。 |
| ゴルフ | 私のようなヘタクソゴルファーにとっては、影響がほとんどない。確かにアドレスでボールは少しボケる。しっかり見るためにはヘッドダウンするから、このまま打てばメチャクチャになる。しかし、それがわかっていれば、修正できる。どちらにしても、レンズのせいにできるのは10%くらい。ほとんどはウデの問題である。 | 基準に比べて、ボールのボケる感じが明らか。特に短いクラブは困る。このくらいボケると、ついヘッドダウンしてしまいそうだ。 |
| お勧め | ある程度近視度数(-3.00〜-5.50)があり、若い頃からメガネを掛けている方。 |
内勤オフィス仕事には抜群。 |
互換性
両レンズは明らかに違う。これは誰でもわかるレベルにある。歪み感が少ないので、掛け替えはできるが、種類が違うレンズのように感じる可能性が高い。その意味で、互換性はないと言ってよいと思う。SEIKO→HOYA、HOYA→SEIKO両方ともに変更は勧めない。
総評
両レンズは設計思想が明らかに違う。このHOYAレンズを一言で評すると、中近に限りなく近い遠近となる。遠くの度数を、今まで掛けていた遠く用のメガネと同じにすると、不満が残る可能性がある。
それぞれの特徴を理解してから購入して欲しい。
4製品の中で、遠くを普通に見るポイントで、「違う」と感じたのはHOYAだけ。日本で最も数を売っているメーカーの製品が、ある意味最も個性的なのかもしれない。




