タイトル

とかくわかにくいと言われるメガネ・サングラスについて、消費者の視点を中心に、眼鏡業界16年経験を持つ筆者の視点を組み合わせ、できるだけ中立の立場で作成いたしました。 快適なメガネ・サングラスの購入・使用にお役立てください。

メガネのプロになるには

メガネのプロになる道はひとつと限りませんが、ここでは代表的パターンをご紹介します。

  • 学校に行く/ほとんど知られていませんが、メガネ学校があります。代表的なものだけでも5校あり、毎年数百名の卒業生が巣立っています。メガネ屋になろうとする人間は、まず勉強しなくてはなりません。
  • 就職する/学校を出ると、ほとんどの学生は、各地のメガネ店に就職します。ここからがまた修行の日々なのです。学校を卒業しても、まだヒヨッコ扱いしかされません。数年の間、いくつかの業務を順番に経験させられます。
  • プロのたまご/お客様にお渡しできるメガネを作る過程のすべてを、なんとかひとりでこなせる合格ラインに至るまで、早くて3年でしょうか。これでも、プロのたまごです。
  • 本物のプロ/幼稚園児から70才以上のシニアまで、ひとりひとりに的確に対応でき、その方のためのメガネが作れることが最低条件です。当然、そのスキルは、技術・専門知識だけでなく、より多くのものを要求されます。
  • 昔は、徹底した徒弟制度でしたから、親方から許しの無い限り、店頭でお客様のお相手をすることさえできませんでした。現在も、形こそ違え、

    「良いメガネを作るための技と経験を仕込まれる。」

    ことに変わりはありません。その数は減ってきているとは言え、こうして生まれるプロは、国家資格に充分値すると思います。購入者が、それを見分ける一般的基準を持てないことは、購入者と業界の両方にとって、誠に不幸なことです。

    お願い(私見)

    本当に情けないことですが、現状では購入者に次のようなお願いをするしかありません。価格を最優先した店選びをされますと、最終的にプロは死に絶えます。プロの仕事を維持するためには、最低限のコストが必要であり、少なくとも投げ売りはできません。皆さんが、「これぞ!!」というプロに出会えたら、どうぞ、ヒイキにしてやってください。紹介もしてやってください。でなければ、快適なメガネを作れるプロは、この国からいなくなってしまうかもしれないのですから。

     

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