IT活用対象:小売業は店舗運営からかも?:序章

小売業でのIT活用はPOSを筆頭とする決済関連、店頭、物流センター等での在庫管理、販売結果を把握する販売管理が主流とされてきました。

しかし、近年の環境を顧みるに、長期では店舗運営もかなり重要と言えないでしょうか? 現在でも多くの小売業が人手不足と言われています。これから人口減少が続きますが、それは主に若年層に起こり、バイトの供給元が減るということです。人手不足は、ほぼ慢性的になるでしょう。

また、小売業競争力の源泉が「モノ:商品」から、「コト:体験」に移ると言われて久しく、この「コト」を作る主役がヒトであることも人材不足を加速します。「コト作り」は、店舗運営作業ではないからです。

これからの店舗運営が、「消費者と共に作るコト」にフォーカスを移すとすれば、「モノ:商品」を扱う作業は、それを担う人材にやらせるべきではない。でも、それをやってくれるバイトはドンドン減っていく。これは、根本的で明快な問題提起をされていると思われませんか?

この問題から、業態別の課題を抽出しITを含めたソリューションを準備すべきではないかと考え、以後、「コト消費」+「人員不足」⇒「業態別店舗運営改善戦略+戦術+IT活用」をテーマに展開したいと考えいます。

次章は、「店舗運営作業はゼロに」です。