業態別・ECの未来:食品スーパー

食品スーパーは、ネットスーパーと称し、かなり早い段階で、かつ人手でネット注文を受け付け始めたように見ています。おそらく、「ネットで注文受ければいいんでしょ?」というのが発想のはじめのようです。これでは受注方式の変更でしかありません。

また、店舗からの配達も、「昔の三河屋になればいいんでしょ?」に近い発想だと見受けます。注文をまとめ、配達用の箱に商品を入れ、その箱をクルマで運ぶ。(昔は自転車でした。) 昔と違うのは、御用聞きができていないことです。ここが最大の強みであるのにも関わらずできないのは、売る側の問題ではありません。だって、届けたって在宅率は低いし、ほいと受け取って、すぐにドアは閉められるわけですから。

すいませんが、現在のネットスーパー形式では生協さんを筆頭とする専門業者さんに勝ちようがありません。仕組みと効率と購入習慣で負けていますから、それ以外の部分で出し抜く必要があります。それは、商品・鮮度・発注方法・価格・配達スピード・生活提案等、様々でしょうが、何かを徹底的に磨かないと難しいと思います。

これはひとつの専門店発想なので、コンセプト自体を考えることに不慣れかもしれません。他業態、特に専門店のノウハウを学習し取り入れ、ITを含めて新しい提供価値を模索してはどうでしょうか? こんな大変なこと、どこもやらないないかもしれません。だからこそチャンスかもしれません。