IT活用:店舗運営作業をゼロに:第1章

店舗運営作業をゼロにできるか? 詳しい方々からは不可能と言われると思います。私もゼロは無理だろうと思います。でも、このくらいのことをゴール設定しないと、根本的には変わらないと思うので、ゴールはゼロに置きます。

理由のひとつが、ECや通販です。小売業の役目は、消費者に代わってMDすることと、それをわかりやすく提案し、生活を豊かにすることです。店舗のあるなしは関係ありません。ECや通販も、消費者の生活を豊かにしています。

ご存知の通り、ECや通販には店舗と呼ばれるハードウェアはありません。運営する場がないので、店舗運営はありません。でも、皆さんは不便なく買い物ができていますよね。ならば、リアルの世界でも店舗の概念を無くす、もしくはゼロから見直してもよいのではないでしょうか?

そもそも店舗運営作業とは何かを作業レベルで見ると、販売することそのものではなく、その準備段階に集中していると思いませんか? アフターサービスに店舗は必要ないことのほうが多いので、まさに、売り場を準備すること、売る時点で必要な人的作業が店舗運営作業と言えませんか?

これは、「売り場」ありきの考え方です。これを、ECや通販と比較していくことで、ホントに必要な作業が絞られるのではないか? と考えております。

では、総論は偉い先生方にお任せして、いきなり各論でいきます。次章からは、「限りなくゼロに近い店舗運営作業:食品売場編」です。