限りなくゼロに近い店舗運営作業:食品売場編

ご存知の通り、食品売場は生鮮三品・惣菜・日配品・冷蔵・冷凍・加工食品等など、細かいカテゴリーに分かれています。このうち、生鮮三品と惣菜は店内加工を避けられず、作業として残ります。また、現況では同カテゴリーが差別化の中心になっているので、ヒトはかけるべき分野と言えるでしょう。ゼロに近づけるのはその他です。

上記のゼロに近づけるカテゴリー(原則工場出荷される食品)を、ネットスーパー型管理に切り替えてはいかがでしょうか?

WEBで発注し近くの売場から消費者宅に届ける、ネットスーパーと呼ばれる仕組みがあります。最近では、ネットスーパー専用の店舗(店舗と呼んでいいかどうかは疑問ですが)もあります。お客さんが入らない前提で作ってあるので、作業は売場よりはるかに効率的です。ならば、その応用はできないかと言うことです。

例えば、1F売場には見本しかなく、見本をスキャンすることで消費者に購入意思を示していただきます。端末はスマホです。そして、在庫は全部2Fにあり、端末ごとにカゴが走り回るイメージをしてください。現在の物流センター技術である自動倉庫システムを応用すれば、かなりの数の無人カゴを管理できるはずです。

消費者は、生鮮三品と惣菜を今まで通り売場で手に取りながら、吟味しながらカゴに入れます。その他のカテゴリーは全部スキャンします。レジでスマホをかざすと、2Fから商品が入ったカゴがおりてきて、同時にPOSにスキャンデータが送られます。POSでは、売場でピックアップした商品をスキャンして合計されます。

この方法ですと、POSでスキャンする商品はかなり少なくなりますので、レジ効率も各段に上がります。当然、レジ担当人員も減らせます。

如何でしょう? 売場での作業がかなり減ると想像できませんか?

次章は、「限りなくゼロに近い店舗運営作業:家電売場編」です。