IT活用:卸売業は専門分化のまとめ役/食品卸編

国内食品卸は上位3社が強く、その他は何らかの特徴を持っていて、その一点において上位を凌駕するカタチだと思います。

その上位3社も特徴があり、同質競争をなるべく避けているように見えます。と言うことは、生き残る食品卸は、取扱商品・販売方法・物流・リテールサポート・対象顧客等、何らかの要素において専門分化していくと見ています。

そして、分化した部分は業界一番を目指すので他社は追いつけないし、追いつこうともしないと考えられます。(無駄なコストです)

するとどうなるか?

本来は自社で用意しなければいけない機能を、他社に頼むのではないか? そんなアホなと思われるかもしれませんが、共同物流に始まる実務提携は過去にもあります。商物はとっくに分離されていますので、サービスを分離してしまえば、それぞれを単なる機能として見ることができるので、受注はAセンターで、商品出荷準備はBセンターで、配送はC運輸で、店頭支援はD会社で・・・・が最も利益が出るとなれば、各社は目指すのではないでしょうか?

つまり、ハンドリング&オペレーションは最も得意なところがやればよく、商流・物流・サービス流をすべて情報として把握し、プロデューサーである卸売業がコントロールすればいいのです。

この仕組み、ITとしては標準化とミドルウェアとしてのクラウドが必須になりますが、できてしまうとITそのもののコストダウンにもなります。もっと簡単に言うと、業界全部が現在の「花王」さんと同じになり、川上から川下までの最適化が目指せるのです。

と言うことで、次章は「日用品卸はこれ以上効率化できるか?」です。