眼鏡業界16年
眼鏡業界コンサルタント
が書くメガネ評論

メガネ評論

メガネの価格を原価積み上げ式で見積もってみます。

まず、最も安い場合。1時間で1本作れるとして、
レンズ原価一組600円±
フレーム原価1,000円±
家賃など固定費の時間分配/1,500円±
人件費など販管費の時間配分/1,000円±

これを5,000円売価とすると、900円±しか儲からない計算になります。相当の数を
売らないと儲かりようがありませんね。実際の販売単価の平均は10,000円を超えてい
るとのことだから、それなりの利益で着地しそうですが。

次に一般的な例も、1時間で1本作れるとして
レンズ原価一組5,000円±
フレーム原価5,000±
家賃など固定費の時間分配/2,500円±
人件費など販管費の時間配分/3,000円±

これを30,000円売価とすると、14,500円±儲かります。1日2本売れればなんとか
喰っていけそうな感じでしょ。普通のメガネ屋さんが、お客が入っていないように見えても
やっていけるのはこの構造にあるんです。

このふたつの例について、商品は取り扱うものを変えれば同一条件にできます。
残るのは2項目。それなりの設備と、それなりの人件費が掛かっているかどうかです。
これはサービスレベルの差として現れるはずです。

これらの選択を単純に結論づければ、初めてのメガネ・相談すべき内容がある場合は、
30,000円。度数も同じ、似たようなメガネをスペア・バリエーションで買うなら、5,000円
で如何でしょうか?

つまり、同じメガネ屋という商売ですが、実際に売っているものは、片方がメガネ部品
そのもの、もう一方はサービスと商品選択眼だと言えます。売っているものが違うから
値段も全然違う。という見方をしてもらえば腑に落ちるのでは?

価格を見積もってみると