眼鏡業界16年
眼鏡業界コンサルタント
が書くメガネ評論

メガネ評論

メガネのメーカーはどこだと思われます?
メガネフレームは福井県の鯖江市が産地として有名です。
メガネレンズメーカーの数も、国内に数十は下りません。
でも、これらはメガネの部品に過ぎません。

皆さんが小売店で商品を買われる時、棚に展示されているものをそのまま
レジにお持ちになり、お金を払って自分のウチに持って帰る。それが当たり前ですよね。

メガネは違います。
小売店の棚に並んでいるのは、フレームという部品なのです。
レンズも削られる前は、お煎餅のように丸く薄っぺらい状態で袋に入っています。

このふたつを組み合わせてメガネを作るのは、小売店の役目なのです。
つまり、メガネのメーカーは小売店なのです。

トヨタは自動車メーカーです。
でも実際は、たくさんの部品会社から部品を買って、最終的に製品として提供する
プロデューサーみたいな会社ですよね。

皆さんは、トヨタの車にどんな部品が使われているかなどと
気に留めたこともないのでは? トヨタなら間違いは無いと信頼されていませんか?

これと同じ選択方法を取るのなら、メガネは小売店を第1基準として選ぶことになります。
ところが、この選び方が難しい。と言うより、その手段がない。

トヨタは圧倒的実績もさることながら、常にその製品レベルで他社と比較されているし、
その情報は、雑誌・新聞・サイトなどで報道されています。つまり、消費者はトヨタを知ろう
と思えば、その情報は溢れている。その中から、これと思う車種を試乗して決める。
一般的な購入方法は、ほぼ消費者の納得を得られる状況だと思います。

メガネ店選びには、これと同様のプロセスが全く無いのです。
はっきり言えば、買ってみないとその店舗の実力はわからない。評価もできないのです。

なんとも情けない状況なのですが、これがメガネ業界です。

あなたのメガネ店版トヨタは決まっていますか?

メガネはどこで作られるのか?